WWNウエルネス通信 (2026年5月17日):「歯磨きの時間」について考えてみた

「歯磨きは3分?10分以上?」

昨日の日経新聞土曜版の最終面に上記の見出しが載っていた。

昔(私が子供のころ)から、よく「333運動(3食後3分以内に3分間歯を磨く)」が推奨されていて、私としては「歯磨きは3分が標準」と思い込んでいた節があった。私が自宅で愛用している電動歯ブラシは、3分経つと自動的に電源が切れるので、私にとっての歯磨きの目安となっていた。

ところが、あるとき、下奥歯の歯間にブラシを留め当てていたところ、まだ下の歯が8割方しか終わらないうちに電源が切れた。それまでも、「3分」が終わってからもう一度電源を入れたことはあったのだけれど、「3分経った」という安心感から、そそくさと上の歯を磨き切っていたような気がする。

そもそも、歯は上下に14本ずつ(全部で28本)あるのが標準で、私は右上の奥歯が抜けたので、歯は27本、歯間は25カ所ある。歯間にブラシを当てていると、その両側の歯表も磨けるとして、1か所の歯間に5秒ずつ当てたとしても、下の歯の表裏の歯間26か所を磨き終わるのに、5秒×26カ所で130秒かかることになる。下の歯は歯垢が溜まりやすいし、左下奥歯は特に入念に磨く必要があるので、気がつくと1か所だけで10秒以上ブラシを当てていることも珍しくない。だから、下の歯だけで3分(180秒)かかってしまうとしても、何ら不思議ではないのだ。

そのことに気がついてからは、3分間で歯磨きが終わらないことが気にならなくなった。というよりも、「じっくり磨くこと」を優先したために、下の歯が磨き終わらないうちに電源が切れても、すぐに電源を入れなおして、磨き続けることは当たり前で、下の歯だけで6分経ったこともあった。そうなると、3回目の電源切れ(9分経過)もときどき起こるようになってきた。

さて、件の新聞記事を読んでみたところ、私が行ったような計算が記されていた。

》上下14本ずつを2~3本ずつの各6ブロック(計12ブロック)に分けて、

》ほお側、かみ合わせ面、舌側とそれぞれ15秒ずつ磨くと1ブロックに45秒かかる。

》6ブロックでは270秒。上下顎で合計9分となる。

と記されていた。

さらに、磨き残しを減らすため、デンタルフロスや歯間ブラシも使うと、「10~15分かかるという考えだ」とのこと。

私は歯間ブラシを使ってはいないのだが、これからは9分を過ぎてもじっくりと歯磨きを続けることが多くなりそうな気がする。

Wasedaウェルネスネットワーク会長・中村好男

http://wasedawellness.com/

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