さて、4月10日に北川さん・橋本さんと敢行した「山手線ウォーク」。
10時に池袋駅を出発して、山手線沿いを歩いた私たちは、「池袋水天宮」に寄ったり「豊島清掃工場」の煙突を眺めたりしながら、45分ほどで大塚駅に到着した。ちょうど霧雨が降ったりやんだりしていたのだが、もう少しで大塚駅に到着という段になって「小雨」という程度の雨となった。レインコートの準備がなかった北川さんは「どこかで買いたい」とのことで、雨宿りを兼ねて駅ビルに寄ったのだが、そこには売っていなかったらしく、「コンビニで買おう」ということになって先に進む。三業通りの入口のコンビニでレインコートを買って先に進む。
前回も少し触れたが、池袋からしばらくは山手線は掘割となっていたので、側道からは山手線を見下ろすように歩いたのだが、大塚駅では地面の方が低くて、線路は高架上を通っている。この地は、板橋から流れてきた矢端川(大塚からは小石川)によってえぐれた谷地を形成していて、今では暗渠となっているが、大塚三業通りから千川通りにかけて川跡が今でも感じられる。だから、三業通りから山手線沿いに戻るとすぐに坂道を登って巣鴨に向かうこととなる。
巣鴨駅で山手線と交差する白山通りの標高は25mほど。大塚駅の地上とは10mほどの高低差がある。三業通りから坂道を登って線路際に出た地点で、すでに山手線の線路を下に臨む高地に至るのだが、振り返ってみると、この間、線路に踏切はない。高架線路の下を跨いだと思ったら、坂を上るとすぐに山手線を跨ぐ橋を渡ることになる。白山通りも、山手線の南北の土地は武蔵野台地の高台で、山手線が掘割で道路の下をくぐっている。もしかしたらこのエリアは、山手線の池袋~田端間が開通した1903年から、踏切がなかったのかもしれない。
それはさておき、巣鴨駅では、少し回り道をして、江戸六地蔵のある眞性寺ととげぬき地蔵に寄った。もともと「ぶらり」と名付けられたくらいだから、最初から寄り道するのかと確信していたのだが、いざ「とげぬき地蔵まで行きましょうか?」と声をかけた時、北川さんは少しひるんでいたようだった。
巣鴨からは、三菱養和会グラウンドの前の線路わきを通って駒込駅に到着。
お昼を食べて解散した。
池袋から駒込までの区間は、「山手」の由来である武蔵野台地の縁のエリア。途中(大塚駅)の矢端川のくぼみを感じるとともに、駒込駅東端(谷田川)のくぼみを経て田端(武蔵野台地の縁)に向かう武蔵野台地の断崖を少しずつ下る山手線の勾配を感じたウォークだった。
(続きは未定)
Wasedaウェルネスネットワーク会長・中村好男