先週は、ウエルネスウォークは行われなかったものの、私たちスタッフは、24日(水)に12月「台東区:正岡子規の句碑めぐり」の下見を行ったのに加えて、21(日)、23(火)、26(金)と3回の「調査ウォーク」が重なって、計4回のウォークを行うことになっていた。
「週に4日のウォーク」というのは、私にとっては久しぶりのこと。それなりの心構えはできていたのだけれど、最初の「調査ウォーク」を行った21日の直後から左足が痛み出して、夕刻に帰宅したころには結構な「腫れ」が認められた。
じつは、前日のゴルフラウンドの後に「浮腫みだした」ことに気づいてはいたのだが、(普段は翌々日朝には引いているので)「いつものこと」と高をくくっていたのだった。浮腫みが残っている状態でウォーク調査を行ったのが響いたらしい。
翌日にはかなり酷くなって、痛みも増したので、家から一歩も出ずに安静にしていたのだが、翌火曜日になっても一向に改善の気配がない。
痛くて歩けないどころか、そもそも靴を履くこともできない状態だったので、23日(火)の調査ウォークは「欠席」。コース図をメールで送付してもらったうえで、集合場所の駅構内改札口から折々の「ゆかりの箇所」をスマホ(ライン)電話で実況してもらいながら、自宅にいながらの「調査」をお許しいただいた次第である。
それはさておき、私の左足の痛みについては、2018年3月5日に最初の症状に見舞われてから、この通信でも何度か取り上げてきた。
最初は、医者から「痛風」と診断されたことに納得できずにいろいろと調べた顛末を記載した。
そして、「外反母趾」は歩き方にも原因があって、「歩き方を整えると外反母趾が治る」という考え方に出会った。
そして、私の歩き方が父親とそっくりで、受け継がれた骨格にもそのルーツがあることと、生活習慣全般が「座り方・立ち方・歩き方」に影響を及ぼすということに気づいたのだった。
ところが、今年春(21年3月20日)にも3度目の症状が現れた。
その時は、「右足の甲の足指(第3指)の根本あたり」の違和感だったので、最初(18年3月)と同じ箇所。痛みに見舞われた当日は、ちょうど魚住サロンだったので、開始前に魚住先生に診てもらって直ちに痛みは消失したのだが、根本解決には至っていない。
そして、先週また「4度目」の発症。今回は、明らかに「ゴルフラウンドの後の浮腫みの悪化」なのだけれど、「4度目」の症状に見舞われて反省するのは、私自身が「ゆっくり(足裏負荷を少なく)歩くことができない」という事実と、ゴルフラウンドのたびに足の浮腫みを感じていたのに、それをケアしようともせずに放置してきた怠慢さである。
それはさておき、慌てて先週の「4度のウォーク」に話を戻すと、23日(火)の調査ウォークは休んだが、翌日の「下見」は、コース案内を告知しなければならないため、ぜひとも現地を歩きたかった。そこで、23日は一日中安静にしながら、あの手この手で何とか歩けるようにと手を尽くしたのだった。よぼよぼと(痛々しく)歩いたために、スタッフの皆さんには随分と迷惑をかけたけれども、何とか歩きとおせた。
そして、金曜日(26日)の朝。足の腫れはまだまだ残っていたが、「ゆっくり」歩けばさほどの痛みを感じない状況にまで回復した。しかし、6km超のウォークで浮腫みが増長したようで、靴の中がパンパンに張るとともに、僅かながらも痛みが再発した。
結局のところ、最初に激痛を感じた3年前から、私自身の外反母趾(横アーチの崩れ)自体は全く変化がないし、足裏にパッドを当ててアーチを形成しなければ同じような痛みに襲われるリスクをはらんでいるということを痛感した次第であった。自分では「歩き方の改善」に努めていたはずだったのに、その改善効果もなかったということだ。
思えば、下見ウォークを終えて茗荷谷駅から自宅への800mの道のりを「ゆっくり」歩いていた時、私の前を歩いていた老婦人を追い越した。私としてはいつも(100m/分)の半分(50m/分)程度の速度で極めてゆっくりと歩いていたつもりなのに、それよりさらに「ゆっくり歩ける」人がいるということ。それなのに、そのゆっくり歩きに「付いていこう」とするよりも「追い越してしまおう」と思ってしまう自分の狭量さにも気が付いた。
「歩き方を変える」というのは、かくも困難な作業なのだと、改めて痛感したのであった。
(続)
Wasedaウェルネスネットワーク会長・中村好男
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