この通信は、いつもは「日曜日」に配信しているが、先々週(7月26日)は、いつもの「WWN通信」に加えて、「号外」を2件配信した。
それはさておき、「号外」では「東京で開催してもらえて本当に良かったとしみじみ思ったこと」について述べたのだが、ある方から、「どうして馬術なんですか?」と尋ねられた。
確かに、「自転車」ならばともかく、「馬場馬術」などと言われても多くの方はイメージができないだろうし、怪訝に思うのも当然だろう。
じつは、私は大学時代に「馬術部」に入っていた。それまで馬などにまたがったこともなかったのだけれど、入学時に「運動部に入ってみたい」となんとなく思ったときに、馬術部に出会ってしまって4年間を過ごしたのだった。
その顛末は話すと長くなるので省略するが、ほとんどの同級生が途中でやめていく中、4年間まっとうして、最後は(学業に熱心な奴と私の二人しか残らなかったために)主将&学連理事まで務めたのであった。
といっても、たかが「大学生」の馬術であり、オリンピックと比べればレベルは低いし、卒業後には乗る機会もなかった。
でも私の同世代の仲間(中央大卒)に、乗馬クラブのインストラクターを経て20年ほど前に自分で乗馬クラブを立ち上げた親友がいて、何度か遊びに行った。
私自身は、本気で馬に乗る気にはなれなかったのだが、十数年前に乗馬に興味を持った妻が、月に1~2度ほど那須で乗るようになってからは、ときどき付き合って乗るようになった。
そんな折、今年の6月の「全日本馬場馬術大会」に、件の親友が出場しているという報せを受けて、ネットで配信された彼(鞆真一)の演技を目にした。
「全日本」といっても、世界で通用するレベルではないのだけれど、それを見ながら、「オリンピック(世界一流の)馬場を見てみたい」という欲望が湧いてきたというのが、前回の話。
先のリオデジャネイロ大会では、「障害飛越」や「クロスカントリー」はネット配信されたのだが、「馬場馬術」を見ることはかなわなかった。その念願適ったことが「号外」を発信した本意だったのである。
ところで、件の親友の演技を見たあとで久しぶりに連絡を取ったところ、
「自分で調教した馬でグランプリ(オリンピックの種目)に出ることが目標」
と言っていた。
彼もすでに還暦を過ぎているのだけれど、もしかしたら、オリンピック出場を狙っているのかもしれないと思ったらワクワクしてきた。
60歳を超えても夢を持ち続けることは素晴らしい。
私も、これからどのような夢にチャレンジしようかと、日々空想しているところである。
Wasedaウェルネスネットワーク会長・中村好男