WWNウエルネス通信 (4月18日):右足甲部の痛み(また痛風?)

先月の下旬、正確に言うと3月20日(土)春分の日の夜が更けたころ、右足の甲の足指(第3指)の根本あたりに違和感を覚えた。

 「なんとなく違和感」

という程度だったので特に気にしなかったのだが、寝ている間にもその違和感が膨張しているような感覚。

日曜日の朝、目覚めたときには、「痛み」として自覚できるほどに強くなっていた。

 「もしかして、また痛風?」

などと、思わぬことまで考えてしまった。

 歩けないわけではなかったのだが、靴を履こうとすると靴のベロに圧迫されて痛みが倍加する。仕方がないので、右足の靴ひもを少し緩めて圧迫をやわらげながら靴を履いた。

その日は「魚住サロン」だったので、9時過ぎには自宅を出て早稲田に向かう。

せっかくの魚住先生の来訪なので、サロンが始まる前に相談したところ、

 「そこには神経叢があって、圧迫されると痛むんですよね」

といとも簡単に指摘される。裸足になって診てもらうと、さっそく足指の付け根の横アーチをたわませるように足甲を引き伸ばす。

 「なるほど、横アーチが崩れて圧迫されたというわけですね」

と、(本当はよく理解していないのだけれど)奇妙に納得した。

 私の足は、指の付け根(中足骨頭)の横アーチが扁平していて、しっかりと歩くと(親指付け根の母指球ではなく)第3指の付け根裏で荷重する。今は歩き方を変えたので、その荷重ポイントの足裏にまめができたり中敷きに穴が開いたりすることはなくなったのだが、以前はその荷重ポイントがすり減ることが靴下交換のタイミングだった。

 横アーチがつぶれる(扁平する)と、足幅が広がって、拇指が外反気味になる。その外反がひどくなるといわゆる“外反母趾”ということになる。3年ほど前に「痛風」と間違われたのも、左足の外反母趾のせいだった。

魚住先生は、私の右足を丁寧にほぐしてから、横アーチの真ん中の足裏にパッドを張ってくれた。

 「これで大丈夫」

と立った途端に、足の甲の痛みは消失していた。

以来、その足甲の痛みは現れていない。

それにしても、魚住先生の原因を見極める眼力にはいつも驚かされる。

そしてまた、今回も、その(私にとっては)意外な「原因」に納得したのだった。

Wasedaウェルネスネットワーク会長・中村好男

http://wasedawellness.com/

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