WWNウエルネス通信 (2026年3月15日):「赤信号無視」と「自転車逆走」

昨年10月に、翌年10 月ウォーク「葛西から緑道と公園を巡って葛西臨海公園まで5.7km」の調査を行った。葛西駅から仲割川遊歩道と左近川親水緑道を約2km歩いたあと、なぎさ公園、富士公園、フラワーガーデンを巡り、最後に葛西臨海公園の入口まで行くコース。最後に、環七の左側歩道を南下して葛西臨海公園に向かう。その途中で赤信号に遭遇。その交差点は変則五叉路で、環七の左(東)側歩道を歩いていると、細い道を二つ渡る必要がある。どちらも横断歩道用の信号があって、私がその交差点に到着した時には両方とも赤で、環七の車道信号が青から黄色に変わるところだった。環七の車道が赤に変わると、私が待っている最初の横断歩道信号は赤のままだったが、その先の信号が青に変わった。ただ、私が待っている赤信号(車道は青信号)から環七に入る車はなく、左を見ても車の影が見えない。つまり、私は「車が来ない赤信号」で立ち止まっていたということ。

せっかくその先の歩道が青だったので、車が来ない赤信号の横断歩道を渡って、その先に進もうとしたとき、

 「赤信号ですよぉ」

と優しい声で諭された。見ると、道路反対側から自転車で信号待ちしていた妙齢のご婦人。私は軽く会釈して、無言で立ち去ったのだった。

 その横断歩道では他にも数名程度が赤信号待ちをしていたのだが、おそらくその誰もが私を諭したご婦人に異を唱えることはなかっただろう。「赤信号無視」という交通違反を断行した私こそが怪しからないのであるから、私が諭されるのは当然のこと。

 「でも」と、じつはそのとき私は思った。

そのご婦人は、確かに赤信号には従っていたけれど、私と反対向きに歩道を走行しようとしていたわけだから、立派な交通違反なのだ。実際、私たちが歩道を歩いているときに、歩道を通る自転車に遭遇することもよくある。もしその自転車が「左側通行」をしていたのであれば、その間だけ車道を走ることも簡単だ。しかし、「右側歩道を逆走」している場合は、車道を逆走するのはとても危険なので、集団ウォークで狭くなった歩道を無理矢理通ることになる。

今年4月から、改正道路交通法が施行されて、自転車運転の交通違反にも反則切符(青切符)が導入される。違反を指摘されて青切符が交付されるとバイクと同じ反則金が科されるという。その「違反」の代表例として「逆走」が上げられているのだ。

件のご婦人は、おそらくは普段から「法令順守」を旨として暮らしている方なのだと思う。そして、私の赤信号無視を優しく諭した時には、自分が違反行為をしているとは露とも思っていなかったことだろう。でも、赤信号を遵守していたとはいえ、立派な「逆走」。歩行者と接触するリスクもあるし、4月からは「違反」として切符を切られるおそれもあるのだ。

意識的に赤信号無視をしている私が言える立場ではないけれど、無意識の「法令違反」にも気を付けたい。

Wasedaウェルネスネットワーク会長・中村好男

http://wasedawellness.com/

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