それはさておき、久しぶりの胃カメラは、これまでと同様。食道上部を通過するときに吐き気(げっぷ)をもよおした以外は、医師の手さばきにただただ委ねるだけ。胃の上部で生検サンプルを採ったことだけが初めての体験。
検査結果は
「食道下部に逆流性食道炎の痕跡がありますが、それ以外は異状なし」
とのこと。ただし、
「少し気になったのでここ(胃の上部)を採りました」
と説明された箇所が少し赤くなっていた。2週間後に検査結果を聞きに来ることにして、12時前には解放された。食道炎の薬を処方されたので、院前薬局で薬(タケキャブ・14日分)を受け取る。
検査・診断終了時に、「胃・十二指腸検査で生検をされた方へ」と題する書面を渡されて、説明を受けた。
・検査が終わって2時間は食べたり飲んだりしないでください。
・2時間経ったら消化の良いもので、刺激のないやわらかい物を食べてください。(軟らかく煮たうどん・お粥など)
・夕食は普通で構いませんが、消化の良いものにしてください。
・お風呂は、長湯しないで下さい。
検査後の2時間絶食はさておいて、2時間たっても「うどんかお粥」とのこと。結局、その後は夕食までは水以外は何も口にしなかった。
極めつけは、末尾に付記された
「※アルコール類は絶対に飲まないでください。」
との注意書き。しかも、いつまでとも書かれていない。
私が、
「絶対」なんですね?
と問いかけたところ、
「血流が増して血が噴き出してしまうかもしれませんので」
と注意された。念のため、
「今晩は絶対ダメ」ということですよね?
と確認すると、
「できれば3~4日はお控えください」
と宣う。
その日(二日目)のBBQは、私が禁酒のため全般的にアルコールが進まず、前日購入(私が一口だけで終わった)日本酒の一升瓶は、三分の一程度が残ってしまった。(続)
Wasedaウェルネスネットワーク会長・中村好男