WWNウエルネス通信 (2024年8月22日):突然の「しゃっくり」と「呼吸困難感」~その3~

さて、8月8日の診察を経て、翌9日・土には胃カメラの検査。

 「前日の夕食は19時まで」

と、受診の案内には書かれていたのだけれど、それは「9時に受診する人向けの時刻なので11時過ぎに予約している私は21時までは大丈夫」と、勝手な理屈をつけて、その日(8日)に来訪した卒業生とのBBQを楽しんだ。

 そういえば、その日の「病院」は、検査だけで投薬もなく、なんら「治療」に関わるアクションはなかった。それでも、レントゲン・CTで食道下部の肥大(それ以外は異常なし)が判明したことが何らかの安心材料になったのだろうか、受診後はしゃっくりの具合は(比較的には)落ち着いていた。

 17時ごろから始まったBBQではお酒も普通に飲んでいたのだけれど、ビール~ワインと続いたお酒が19時頃に日本酒に切り替わったとたん、(一口飲んだだけで)しゃっくりが再発。呼吸困難感も現れたので、しばらくは「水だけ」で会話。とはいえ、しゃっくりを繰り返しながら時折息を詰まらせる姿は、同席しているゲストにはとても不安を与えたに違いない。早々に切り上げて床に着いたけれど、しゃっくりが落ち着いたのは深夜の2時以降のこと。「しゃっくりしながら胃カメラ検査ができるのだろうか」などと余計な心配をするほどだった。

 深夜まで寝付けなかった反動で、翌朝目覚めたのは8時過ぎ。10時半には家を出て、皆で病院へ。ゲスト(卒業生)に車のキーを渡して、私と妻とで消化器科の受付に向かう。予約制が完璧なのか、検査室の待合には誰もいない。すぐに咽頭麻酔の説明。

 「そのまま飲み込んでください」

と(口に含んだ後で)言われたけれど、「本当に飲んでいいのですか?」と聞きたくても声にならずに、そのまま飲み込んだ。こんなところにも患者の負担軽減の配慮がなされるようになったのかと、最近の医薬技術に感銘を受けた。(続)

Wasedaウェルネスネットワーク会長・中村好男

http://wasedawellness.com/

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