本日、突然にハンバーグを作ってみたくなった。
スーパーに出向いてひき肉を探す。ネットでは「合い挽き肉」が標準のようなのだけれど、売り場では「豚ひき肉」が「89円/100g」で売られていた。といっても、これは「大容量パック」の値段で、最も少量のパックでも600gほど。さすがに、これでは使い切れないので逡巡していると、その上の段に置いてあった小さなパックの中に「10%引き」と表示されたパック(昨日の売れ残り)が混じっていた。定価は「99円/100g」なのだけれど、10%引きならば大容量パックと同じになる。賞味期限が「本日」なので、200g程のパックをもってレジに進む。
1年ほど前に作ったことがあったのだけれど、今回は2度目。念のため、ネットでレシピを確認。冷蔵庫には「牛乳」がなかったので、「牛乳なし」と追加して検索するといくつかのバリエーションが見つかる。中でも一番簡単な「水」で代用することとした。
玉ねぎをみじん切りしてレンチンしたうえで、卵をまぜて、パン粉と水を加える。コンソメと塩コショウを少々振りかけて混ぜる。前回は手でこねたのだけれど、今回は手間を省くために箸を短く持ってこね回す。スーパーで肉パックを入れてきた薄いポリ袋を右手にかぶせて、そこに捏ねた肉ダネの半分を乗せてポリ袋で包んで両手で成型する。肉だねを両手で投げあう「手ごね」はできないのだけれど、「こんなもんかな」という程度になった段階でフライパンに直接乗せる。残り半分を同様に捏ねてフライパンに載せたら、サラダ油をさりげなく投入して、おもむろに火をつける。蓋をして5分ほど焼いたら上面も白くなっていたので、ひっくり返して弱火で5分。最初の焼き面は焦げてしまったけれど悪くはない見栄え。手を汚さずにハンバーグが完成。フライパンに残った油にケチャップとウスターソースを混ぜたソースをかけて出来上がり。
せっかくだからと、食パン(8枚切り)をトーストしてハンバーグサンドにしようと試みた。でも、直径10cm×厚み2cmのバンズを2枚も挟んだら手づかみでは食べられないだろうと、パンに載せたのは1枚だけ。もう一枚は皿に残してナイフとフォークで食した。
食べ始めてから気が付いたのだけれど、分量が多すぎ。200g超のひき肉に玉ねぎと卵とパン粉を混ぜたら300gを超えただろう。そこにさらに食パン2枚なのだから、1人前には多すぎだ。勢いで食べ切ったのだけれど、おなかがパンパンに膨れてしまった。
その後、ネットであれこれ検索すると、肉ダネに混ぜる調味料にも工夫があるようだし、玉ねぎを入れない(もっと手間が省ける)バリエーションも見つけた。
そのうち、グラム500円超の牛肉でも挑戦してみたい。
Wasedaウェルネスネットワーク会長・中村好男