先週日曜日(16日)は「魚住サロン」。
いつものように、13時半ごろに魚住先生が会場に到着したのだが、開口一番「足を治しましょう」と、私に裸足になるように促した。
これまでも、何度か、外反母趾をはじめとして、横アーチがつぶれた状態を気にしてくださっていたのだが、最近私が、自分の足の関節ほぐしのことを書き述べていたので、気になって準備してくださったようだ。
「足の関節をほぐすのなら、もっと簡単な方法があります。」
と、濃青色の容器を見せる。と、同時に、足裏に貼るパッドも取り出して、
「まずは、アーチから治しましょう」
と、第3中足骨頭の裏にパッドをあてて、テープで固定。立ってみると、確かに足裏の刺激が心地よい。これまでにも、何度か手当してもらっていたのだが、今回のパッドは丸くてこんもりと出っ張っている。「滑り止めカーペット」を切って自作したとのこと。
両足の横アーチを、さらに弾性テープでぐるりと固定して完了。
「では、足をほぐしましょう」
と、先ほどの濃青色容器から白いローションのような液体を手に載せて、私の足に塗りたくる。足指間もしっかりと湿らせて、踵から踝(くるぶし)まで。ふくらはぎにもたっぷりと塗って、
「この浮腫みも消えてなくなりますよ」
とのこと。
立位で感触を確かめる。というでもなく、立った瞬間に足裏に心地良い圧迫感。
「濃青色容器から白いローション」は、「ニベアスキンミルク(さっぱり/うるおった肌に)」とのこと。
「もう一つあるのだけれど、こちらの方が良いと思う」
ということで、魚住先生はいろいろと試しているようだ。
早速、翌朝、薬局に向かう。一軒目では「しっとり」タイプしか置いていなかったので、もう少し大きなドラッグストアで購入。
ネット上のカタログをみると、どちらも、同じ文面で、
●うるおい持続成分:浸透型* ヒアルロン酸・アルギニン配合
●保湿成分:セラミドNG・トレハロース配合。肌内部(角層)のセラミドの働きを補ってうるおいを保ち、すべすべの肌に保ちます
とあった。
「さっぱり」と「しっとり」の違いは、ローションの濃さ(こってり感)にあるようで、肌の乾燥度合いに応じて、
・「超乾燥肌~乾燥肌」を「しっとり肌」にさせるのが「しっとり」タイプ、
・「乾燥肌~普通肌」を「うるおい肌」にするのが「さっぱり」タイプ、
ということになっているらしい。もちろん、これは、「乾燥から肌を守る」という本来の使われ方で用いる場合の使い分けであって、私のように、「皮膚を超えて内部の関節を柔らかくする」という目的で使う場合は、肌の状態とは関係ないような気もする。
ちなみに、カタログ表記によると、「浸透」は「*角層まで」とあったので、筋膜までは届かないのかもしれないのだが、毎日朝晩塗っていたら、だんだんと皮膚が柔らかくなってきたことは事実である。
ところで、魚住先生は、「足の関節をほぐすのならもっと簡単な方法があります。」といって紹介してくれた方法なので、この間、《足指関節操作》をやらなかったのだが、動かさないでいるとなんだか「ごわごわ」したような感触を覚えた。そこで、1週間たった今朝、ローションを塗る前に《関節ほぐし》をやってみたところ、やっぱり、動かした方が気持ちが良いと実感した。が同時に、以前よりも各々の関節可動域が大きくなっていることにも気づいた。
やっぱり、ローションは関節を柔らかくしてくれていたようだった。
(続)
Wasedaウェルネスネットワーク会長・中村好男