魚住サロン(5月16日)「本質に迫る~現場で使える指導を目指して~」【第2報】

WWN正会員各位

次回の魚住サロンの内容は、昨年秋以来の津田さんと魚住先生とのやり取りを経て発案されました。

津田さんは、「高橋さん(50歳・女性、主訴:右膝痛および腰痛)」というクライアントの問題解決を求めて魚住先生に相談し、今年1月&3月のサロンで様々なアドバイスをいただきました。その間にも、メールで様々なやり取りがあって、メールでの助言もいただいておりました。

しかしながら、魚住先生のアドバイスを得ながらも、なかなか「その通りにできない」という思いを抱き、不安に感じていました。

例えば、「速筋を動かす」という課題に対して、試行しながらも「本当に速筋を動かせているのかどうか」という疑問が解消されなかったようです。

私は、津田さんと対話を繰り返しながら、

 「速筋とは何?速筋を動かして何を変えようとしているの?」

と尋ねたところから、津田さんの抱える(よく理解できていないという)悩みの解決のヒントがつかめたような気がした次第です。

つまり、「魚住先生の行っている手技、言われた操作」について、それをそのまま真似ようとしても、単に「真似」に終わるだけであって、もしかしたら、「真似」さえできずに「振り」だけで終わってしまうかもしれないということに気づきました。

これまでのサロンで目指していたことは「問題解決の技法」なのですが、「技法」を形や言葉だけで習得しようとしても本質には迫れないということです。

高橋さんに関する「問題の本質」は、「膝・腰の痛み」であって、まずは「原因究明」、そして「原因の除去および症状の緩解」が重要です。「技法・手技」はそのための手段ですが、手段に過ぎないわけですから、試行しながら効果を同時に検証していくことも大切です。

今回は、津田さんがこれまで魚住先生から学び試行したことを紹介していただき、どこが「形だけ」だったのか、どうすれば「本質」に迫れるのかを、考えていく予定です。

申込み: https://wasedawellness.com/seminar/

以上

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