WWNウエルネス通信 (3月14日):「早稲田の研究室~その2:美味しく食べる環境~」

さて、早稲田に借りたアパートの一室は、きわめて便利至極。

2017年12月1日から使い始めたのだが、翌2日(土)にテーブル類と冷蔵庫を購入。翌週の金土(8&9日)を作業日と定めて、ネットで購入した椅子やその他の用品も含めて配送日を指定。翌木曜日(14日)にはゼミ後の飲み会を、15日(金)には新原さんと構想していた「いつまでも美味しく食べる研究会」を開催することができた。

そうこうしているうちに、様々な方々から備品や用品(食器類等)の提供を頂き、折々に様々な茶菓・食材等をいただくなど、「飲み会会場」としての設備がどんどんと整ってきた。そして、常備している酒類がビールや焼酎にとどまらず日本酒・洋酒と豊富になり、お湯割り用のポットやハイボール用の炭酸なども常備するようになったし、グラスや呑碗類も少しずつ充実している。

でも、最も画期的なのは、食事の内容である。

当初は、スーパーの総菜コーナー(近所のイトーヨーカドーの2階)で購入した食事を皿に盛ったりレンジで温めたりした料理がほとんどだったのだが、生鮮食材(肉野菜等)を購入して料理する機会が多くなっただけではなく、この1年ほどは、「冷蔵庫に残っている食材でできるものを作って食べる」というレベルにまで昇華してきている。

これは、料理の腕が高い方が参加して「調理人」として貢献してくれるというところから始まったのだが、最近では皆が競って料理を楽しんでいるようにさえ感じるほどである。

ところで、3年前にこのゼミ室が整えられて以降、ウォーク後の清算(事務)作業もゼミ室で行うようになった。ゼミ室に到着後、橋本さんが参加者のデータをパソコンに移して、参加費を勘定して銀行(現在は郵貯)に入金。その間、谷口さんと吉田さんが昼食の準備。橋本さんが戻ってきたころに食べ始めることを目標に、毎回のウォーク後の昼食が定例行事となっている。

3月3日のウォークの後。久しぶりに「鍋」から脱却して、フライパンやレンジなどを使った料理が皿に並んだ。いつもより少し時間がかかったため、橋本さんが作業完了してからもすぐには昼食がスタートできなかったのだが、だれからともなく「レベルが上がってきましたね」との自画自賛の言。私が作った《チジミ》は、しろうと丸出しの「焼いただけ」の出来栄えなのだが、確かに、当初の頃よりは充実している。

ゴール地点から早稲田駅について、イトーヨーカドーに入る時、「今日は何にしますか?」と私が尋ねるのが毎度のことなのだが、その時食べたいと思うものを提案して、食材を購入。それをみんなで(各々が)調理して美味しくいただくということは、思えば誰にでもできるわけではないだろう。

少なくとも私は、「食べたいと思うものを美味しく食べることができる」ということが、何よりの幸せなのだと感じている。

(続)

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