一昨日(3日金曜日)の朝、NHKのNEWS おはよう日本で「外出自粛で高齢者の健康に影響懸念 新型コロナウイルス」と題する記事が放送された。
⇒ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200403/k10012365551000.html
その中で、筑波大学の久野教授は、“2次健康被害”について言及した。そして、具体的な対策として、人混みを避けたうえでなるべく自宅周辺を歩いたり公園で簡単な体操をしたりして意識的に体を動かすよう呼びかけたとのこと。
私もかねがね懸念していることなのであるが、「外出自粛」という政府からの要請は、国民の間に広く浸透して、本当に外出を「自粛」して家(部屋)の中に閉じこもって一日(毎日)を過ごす方も少なくないようだ。そして、その「自粛」が、身体を動かす機会を奪うことにつながっていく。そのような“2次健康被害”に目を向けることの大切さを改めて感じる。
この通信を読まれている方には、ぜひとも家に閉じこもることなく、「人混みを避けた外出」を心掛けていただきたい。「散歩」は、決して不要不急の行動なのではなく、健康の保持増進のために「必要な行動」なのだから。
Wasedaウェルネスネットワーク会長・中村好男