先週水曜日に来月ウォークの下見を行った。その下見とは全く関係ないのだが、その後の昼食時に「減塩」の話題になった。というよりも、その3日前(日曜日)に行ったコース調査後の昼食時に、中心スタッフの橋本さんが「我が家では減塩醤油を使う」と語ったことが発端の話題であった。私が、
「減塩醤油では減塩できない」
と言い出したことで「減塩論議」が始まったのだ。
「摂取する塩分を抑制するためには醤油の使用量(塩分摂取量)を抑制することが重要なので、減塩醤油を使っても濃い味に馴染んだままでは塩分摂取が減るわけではない」
というのが、私の主張の根拠なのだが、これが妙に納得されてしまったのだ。
それを受けた先週の下見の後の話題で、家族(ご主人)の高血圧対策として食事の塩分量を減らしたため、家族みんなで「薄味」を我慢しているということを、新たなスタッフが漏らしたことで、この「減塩論議」の第二弾が始まった。
即座に私は、
「ご主人の塩分摂取を控えたいのであれば、ご主人だけ汁の量を半分にすればよい」
と忠告したのだった。塩分摂取量を半分に抑制するためには、汁の塩分濃度を半分にしてもよいのだが、そもそも汁の量を半分にすればよい(家族も思いの濃さの味噌汁が堪能できる)のだということを訴えたつもりだった。
「でも半分だと…」
というので、
「その分、具を増やしたら如何でしょうか」
と提案した。もちろん、具の中に塩分がしみ込んでいれば減塩にはつながらないのだが、少なくとも塩分のほとんどは味噌(汁)の中に含まれるだろうから、汁の量を減らせば減らすほど摂取される塩分量は減るという理屈である。
「ラーメンの汁を残すことのできる人が、どうして味噌汁の汁を残せないのか?」
私は常々不思議に思っているのだが、どうも「減塩」のためには「薄味」というアプローチの方が一般的だということは、私にもわかるし、それが実は、私が疑問に思う大きな謎の一つなのである。
という私は、味噌汁も残さないし、ラーメンの汁も残さない。
ところで、「塩分摂取量を減らす」という行為が健康行動の代表例として信じられているのだが、その「減塩信仰」自体を私は疑っている。でも、そのことを話すと一度では終わらないので、その詳細はまた別の機会に譲りたいと思う。