WWNスペシャル通信190120~魚住サロンのご案内~

先週(13日)、「巷のトレーニングのウソ本当:partⅡ」と題して魚住サロンを行った。

冒頭、私の愚息の“足の甲の痛み”を題材として、「問題解決」の技法を伝授してもらった。

先月下旬に、「左足甲が靴に当たる」という違和感が生じたのだが、1週間もたたないうちに“耐えられない痛み”を感じるようになって整形外科を受診。「足の異常」と言われただけで特段の処置は受けなかったという。左足第二中足骨の末端が少し浮き上がっていて靴に当たるようで、「靴を変えてみたら」とも言われたとのこと。裸足で歩く分には痛みを生じないので、診断自体は間違ってはいないのだが、医者が治してくれるわけではない。

そこで、「魚住先生に相談」ということになった。レントゲン写真を事前に魚住先生に送っておいて、当日のセミナーの前に診てもらったのだが、見るや否や、

「あ~、これは簡単ですね。」

といって足を触り始める。触りながら解説しては下さったのだが、

 「これで治りましたね」

と言うまで、わずか1分程度。さすがに、皆さんに見ていただく前に治ってしまっては、セミナーにならないので、その旨申し述べると、

 「サロンではこの症状を解説しましょう」

といって、皆さんの前では20分ほどかけて解説してくださった。

ちょうど、大石さんから「年末に腸脛靭帯炎になった」と言われていたので、その場で見てもらって、痛みの原因となる動きを解説して、痛み除去とともに再発予防の要点を簡潔に説明してくださった。きづけば、参加者の多くがスマホでビデオを撮って、魚住先生の一言一言を記録に残していたのが印象的だった。

後半の「ウソ本当」では、「つま先着地の走り方」にまつわる言説について、取り上げた。

NHKスペシャル「ミラクルボディ~マラソン最強軍団 パトリック•マカウ~」で取り上げられた「つま先で着地する走り方」について、「ランニングの着地はつま先から」という言説が流行ってきたが、実際にはどのように考えたらよいのかということが、参加者から寄せられた疑問だった。途中の解説は省略するが、「ケニアの選手だからできる走り方」であって、そのようなトレーニングをしていない選手(ましてや一般愛好ランナー)がまねできるものではない、というのが結論だった。

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