先週末(12月15~17日)、2年前に博士課程を卒業した留学生(ラミさん)の結婚式に参加するために韓国・プサンを訪問した。土曜日夕刻の到着後、空港から連れて行かれたのはヘウンデ地区・センタムシティの開発エリアにオープンしたバイキング。Koreanはもちろんのこと、Chinese、Japanese、French、Noodleなどと、各々の韓国風料理が総計100種類以上並ぶ。目移りしながらも到底すべては食べきれないので、混み合っている隙間で待たずに取れる料理を手当たり次第に食した。一皿目はKorean、二皿目はJapanese(寿司・刺身)とChinese。さらにFrenchのコーナーから三皿目を持ってきて、すでにおなか一杯のところに、妻が運んできたデザートとコーヒー。バイキングで自制できないのは一体どうしてなのかと自問しても答えはみつからない。
それはさておき、翌朝の起床時には便意をもよおさなかったのだが、朝食後に少量ながら排便。見ると、半分程度が水に浮いている。このタイミングでの排便は前日の昼~夕食の残骸が多いのだが、たぶん前夜のバイキングの一部なのだろう。いつもは便器の水に沈んでいるので、“浮いた便”は久しぶりに見た。
20年以上前に排便に興味をもっていろいろ勉強した頃は、「正常な便は薄い茶色で水に浮く」などと記していた書もあったが、私の便は「濃い茶色で水に沈む」のが通常。肉を多く食べると便の色が濃くなるし、魚が中心だと色が少し薄くなる。また、野菜が多いと比重が大きい(水に沈む)というようなことは、その間に自分の排便を毎日眺めてきておおよそ会得してきたのだが、“水に浮く便”を久しぶりに見て、昨夜のバイキングでは野菜をあまり食べなかったことを思い出した。
排便の観察によって、生活習慣の乱れを感じたプサンでのひと時であった。
まあ、異国への旅行というのは、そういうものなのだろう。
あれから1週間。1~2kg増えた私の体重は、まだ戻っていない。プサンをきっかけとして、生活習慣が少し変わったのかもしれない。