WWNウエルネス通信181014:「胸痛の原因究明ものがたり」

先月中旬のこと、いつもの仲間でゴルフに行く予定だったのだが、1週間前に一人から「キャンセル」の連絡。検査のために入院するという。

症状は“胸の痛み”で、近所の医師は逆流性食道炎・血圧などを疑ったものの問題はみつからず、念のため 9年前にステントを留置した病室を訪ねたところ「ステント内側をカテーテル(内視鏡)検査」ということになったようだ。その結果は“異常なし”。ただ、

「循環器、脳、心臓は正常で、医師は特別な問題はないとの事でしたが、最近服用している、逆流性食道炎の新薬を停止しましたら胸痛が安定してきました」

とのこと。この方は、以前にも薬の多罪併用の副作用で胸痛を起し、CTやカテーテル検査を何度も受けた後に薬害が判明したという過去があったのに、その後も何か症状が現れるたびに“薬”を処方されていたようだった。結果を聞いた私は、

「2度目の薬害のようですが他に何事もなくて良かったです」

と返信したのだった。それが9月21日のこと。その一週間後にまたまたメール。

「再度の胸痛で緊急入院。心臓部の血管にウィルスが付着して炎症を起し痛み・発熱がでる珍しい病」

とのことで、亢炎症剤を服用して回復したとのこと。やはり“原因究明”がきちんとできると薬の処方も安心できる。

本人は、私と出会ってから色々と“考える”ようになったようで、今回の騒動の後にもきちんと熟考して反省の弁を送ってくれた。

曰く、「データ上問題ないと、全て問題ないと捉える自分がいました」

曰く、「良く分からないと言う医者はヤブと思っていましたが、次に進むチャンスになるから名医」

曰く、「病は無限、医師も人間だから知識も有限」

  • 前回も述べたけれど、中途半端な対処療法に頼らずに“原因究明”が何よりも大切だと、あらためて確信した。

コメントを残す